LIGHT CLINIC GINZA

IOダイン療法

がん治療の補完としての新しい選択肢

当院では、体全体の健康を支え、治療や再発予防を補う補完療法にも力を入れています。その一つとして「IOダイン療法(コロイドヨード療法)」を導入しました。

IOダインは、“イオダイン”(ヨード/ヨウ素)をコロイド状にした製剤で、「ヨウ素(Iodine)」と「オゾン(Ozone)」を組み合わせた先進的な補完療法です。体内の代謝や免疫を高める効果や、体の解毒機能を高めるとされる安全性の高い物質です。特に、がんや慢性炎症に対する作用が期待されており、海外でも注目されている治療法です。

がん患者に期待される主な効果

がん細胞の成長環境の改善

ヨウ素はがん細胞の周囲にある微小環境(がんの成長を助けるような環境)を整えるとされ、がんの進行を抑える可能性があります。

免疫細胞の活性化

オゾンには白血球を活性化し、体の防御反応を高める効果が報告されています。

デトックス(解毒)作用

体内にたまった重金属や老廃物を排出することで、内側から健康な状態に整えます。

抗菌・抗ウイルス作用

がん治療中に心配される感染症への予防にもつながります。

IOダインの作用機序(仕組み)

1. ミトコンドリアを活性化させがん細胞を自滅へ誘導

がん細胞は、ミトコンドリア(細胞のエネルギー工場)を積極的に使わず、“ブドウ糖の解糖”という効率の悪いエネルギー生成を選ぶ傾向があります。その理由は、ミトコンドリアが働くと活性酸素が増え、がん細胞はそれにより自ら死んでしまうからです。

IOダインに含まれるヨード(ヨウ素)は、ミトコンドリアに特異的に作用し、その機能を回復させます。その結果、活性酸素が細胞内で生じ、がん細胞を自然に死滅させる(アポトーシス誘導)効果が期待されます。

2. 免疫力や代謝を高める全身作用

IOダインは、炎症細胞や古くなった細胞などに吸着し、“体から外へ”引き出す作用があると言われ、慢性炎症を抑えて免疫力を向上させ、新陳代謝を活性化して自然治癒力を高めることが報告されています。

副作用・好転反応(治療反応)

IOダイン療法は、安全性が比較的高いとされていますが、以下のような反応が現れることがあります

反応内容
発熱・体温上昇0.5~1℃程度の軽度の発熱(好転反応)
皮膚の発疹排毒反応
(体内の老廃物や有害物質が排出される証拠)
痛みの再燃がん病巣や転移部位でがん細胞が死滅する際に
発作的な痛みが出る場合あり
腫瘍マーカーの一時的上昇腫瘍細胞が崩壊する際に、腫瘍マーカーが
一時的に上がる場合あり
嘔気・嘔吐・点滴部位の痛み(点滴使用時)点滴治療の場合に一部見られる反応

適応と禁忌

IOダインは、幅広い病態での使用が可能です
・末期・転移がんを含む各種がん
・自己免疫疾患、アレルギー性疾患
・血管障害(脳・心臓など)
・ウイルス性疾患、細菌感染(例:エイズなど)
・健康維持の目的でも使用可

禁忌・注意が必要な方

甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)

ヨードは甲状腺ホルモンの合成に関与するため、制御されていない機能亢進の場合、症状悪化のリスクがあります。

※重度の腎疾患、肝機能低下のある方も事前に医師にご相談ください。

投与方法と頻度(概要)

内服:当院の基本は内服投与です。
   500 mLのIOダイン原液を用い、定期的に服用(通常は2時間ごとに7~8回/日)
点滴:口から摂取できない場合や急いで効果を出したい末期がんに使用(200 mL/回、週2回以上)

標準治療との併用と治療効果の期待

1. 抗がん剤・放射線との相乗効果

IOダインは、従来の抗がん剤や放射線治療と併用しても相性が良く、両者の効果を妨げません。むしろ、がん細胞の感受性を高め、副作用を軽減することが期待されるため、統合治療として積極的に活用されています。

2. 再発予防や体調支援

がん細胞の増殖や転移のスピードを遅らせるとともに、体全体の代謝や免疫機能を高めるため、再発予防や生活の質(QOL)向上にも寄与します。

 

 

あなたの力になる「補完医療」という選択肢

がん治療は身体への負担が大きく、長期にわたる戦いとなることが多いものです。しかし、「標準治療」に「補完療法」を組み合わせることで、体全体の回復力や自然治癒力を引き出し、治療効果を高めることが期待できます。

IOダイン療法は、安全性が高く・副作用が少ない・抗がん剤や放射線と併用しても大きな問題がない点で、多くの患者さんにとって希望となりうる選択肢と考えます。

ご不明な点や不安なことは、どうぞお気軽にご相談ください。
私たちスタッフ一同、あなたとご家族の「安心できる治療」を全力でサポートいたします。